環境、エコブームの中、
暖房装置、給湯装置の効率が大きな焦点になっている。
私が問題にしたいのが、
カタログスペックが信用出来ない
ということだ。
家電メーカーや、電力会社が推奨する
ヒートポンプ式。
入力エネルギーの4倍から6倍のエネルギーを発生する
とカタログでは、大々的に表示している。
しかし、
定格COPと
実働COPでは、大幅に違う。
メーカー側に言わせれば、嘘はついていない。
という立場だろだろうが、
あくまでも、理想的な環境条件で、試験した理想値だ。
実際の使用現場で、そのような環境は、ゼロだ。
だから、実際の使用現場で、定格COPを達成している場所は無い。
これは、明らかに嘘だと言って良い。
近い例え話として、車の燃費がある。
カタログ値で、15km/L とする。
中々達成出来ないが、高速や、郊外でゆっくり走れば越える場合もある。
だから、これは、理解できる。
町中で燃費が落ちるのは仕方ないと理解できる。
しかし、ヒートポンプの場合は、基本的に達成出来ない。
不可能だ。
これは、外気の温湿度、給湯温度など、使用条件によって
悪化するからだ。
この定格COP表示は、本当におかしい。
ユーザーで、あまり詳しくない人は、これを見て購入する。
詐欺行為ぎりぎりではないか?
ある調査では、実働COPが1.8などというデータもある。
消費者庁が切り込んでも良いような問題だと思う。
がしかし、大手電力会社や、大手家電メーカーの圧力や癒着で、、、、、
無理だろうな?
第三者機関の調査で実働COPを公表している所もあるが、基本的に
癒着していると言って良いだろう。
どうしても数字や、条件を都合の良いように解釈しているように思える。
正しい情報を消費者に提示して欲しいものだ。
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