この記事は、現状のポイントを上手く表現しています。
是非、読んでみてください。
私は、林業や、その技術開発をしている立場上、この業界の情報の少なさに困っています。
www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/d9ea28ed1cdb2f0f6dd633b363107f94/page/1/
この記事では、トータルでの要点が上手くまとまっています。
ポイントは
・日本は森林国である。
・持続可能で発展して行くには不可欠。
・日本の山は、死にかけている。(手入れ不足)
・コスト高の要因
・国産材は、高くない。現状では、外材の方が高い。
・インフラ整備が遅れている。
などが上げられる。
コストや、インフラ整備に対するコスト高は、分かり切った話だし、他の一次産業でも同様の課題はある。
現在、水産関係の遠洋漁業船では、多くの外国人漁師を雇って、コストダウンを行っている。
林業も、安い人件費を海外から持ってくる必要がある。
これは、国がリードして、仕組みを作るべきだ。
課題は、多いだろうが、クリアできない課題では無い。
日本は、林業を復活することで、国力の回復につながるし、環境にも良い。
もちろん、災害対策などにも有効だ。
原木を安くで、切り出す仕組みが出来れば、
後は、付加価値を高める方法だ。
これに関しては、
デザイン、加工技術、など、アイデア的な要素もあるし、
木材としての機能性を向上させることで、付加価値を高める方法もある。
先日、メガフロートの時に、ご紹介した、技術などは、もってこいだ。
簡単に言えば、木材の毛細管にスチレンモノマーを含浸。
その後、ポリマー化して、一体化。
このことで、木とプラスチックのハイブリッド材が完成。
強度は、4倍、耐久性も4倍。
添加物を加えれば、耐火性も持たせることが可能。
このような、トータルでの、構造改革を行う必要がある。
世界的には、木材が不足し、価格が上昇するのは、時間の問題だと言われている。
資金的に、余裕のある、海外ファンドなどは、現在、日本のファンド名義で、日本の森林を買収している話がある。
これは、日本中で有ります。大きな面積を激安で購入しています。
このままでは、唯一の資源である森林まで、外資に奪われます。
私は、大きな危機感を持っています。
是非、この問題を、多くの人の力を結集し、解決していきたい物です。
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